中華好き?国際都市高田馬場へようこそ!
みなさん、辣子鶏をご存知ですか?あまり聞き馴染みのないものではないでしょうか?「辣」は辛で、鶏は「鳥」です。つまり、辣子鶏とは辛い唐揚げです。とはいえ、辣子鶏は全部が辛い唐揚げというわけではありません。地方によって作り方が変わります。今日、私と一緒に辣子鶏を楽しみましょう。
高田馬場駅から徒歩5分圏内にどんな店があるでしょうか。早稲田口を出て横断歩道を渡ったところにあるマクドナルドのとなりに「石庫門」という中華料理店があります。一階ではなく、地下一階にありますが、一階に大きな看板があるので、すぐに分かるかと思います。
さぁ、そろそろおりますよ。
店の外装も中華っぽいです。別件ですが、「石庫門」というのは上海の中洋折衷型の伝統的建築です。そのため名前だけ聞くと上海料理店であると思うかもしれません。しかし、ここでは北京、上海、四川など多くの地方料理が楽しめます。
棚に並んだ兵馬俑や茶壺は中国を代表する芸術品です。これらを見ながら食事が出来るため、舌だけでなく、目でも楽しむことができます。
辣子鶏定食です!左上からザーサイ、辣子鶏、豆腐とキャベツ、ご飯、卵のスープです。辣子鶏定食の主役を紹介しましょう!ここの辣子鶏はまず衣をつけて油で揚げます。次にもう一度揚げます。最後に高火力で炒めます。これで完成です。このようにして作られた辣子鶏の香りはとても強く、さくさくとした食感です。一口噛むと、鶏肉と唐辛子の香りが私の心を掴みました。日本人の口に合う中華料理店といえるでしょう!
店舗情報
店名:石庫門
住所:東京都新宿区高田馬場2−18−11 稲門ビルB1F
電話番号:050−5570ー4681
さて、ここからは他のお店の辣子鳥を紹介します。
早稲田口の向こうのさかえ通りに入ると、「李厨」という本格湖南料理店があります。
「厨」という漢字は、日本語と中国語で少し異なる意味を持っています。日本語では台所、中国語では料理人という意味になります。ですから、「李厨」というのは「李料理人」、つまりこのお店のシェフは李さんということなのです。さあ、二階に上がりましょう。
中国を感じられるお店は賑やかな雰囲気で、あちこちから唐辛子の香りが漂ってきます。10分ぐらい待つと、辣子鶏が出てきました。
あれ、「石庫門」の辣子鳥とは見かけが違いますね。漬け込んだ鶏肉は小麦粉に包まれず、そのまま唐辛子とニンニクの芽と炒めます。食感も大変違います。鶏肉の炒め具合が絶妙なので、鶏肉が歯に触れた瞬間に切られたように感じました。口に入れると唐辛子のインパクトを感じられ、後味も素晴らしいです。辣子鶏と一緒にビールを注文しましたが、やはり一番相性がいいのはご飯ですね。
店舗情報
店名:李厨
住所:東京都新宿区高田馬場3−4−16MKビル2F
電話番号:03−6886ー9751
さて、次は四川風の辣子鶏を紹介します。
早稲田口を出て左に曲がり、2分ほど歩くと「座・麻婆唐府」というお店があります。
さらに左に曲がると、すぐ目の前に入口があります。
「座・麻婆唐府」は本格四川料理店です。このお店はとても賑やかな雰囲気です。テーブルとテーブルの間に仕切りがあるので、自分たちだけの空間を確保することができます。そのため、友達と会話をしても周囲の人の邪魔にはならないでしょう。
主役の登場です!ご覧ください!
鶏肉より辣子の方が多い辣子鶏は初めて食べました。作り方は「石庫門」と同じ、衣がサクサクで一口噛むと忘れられない匂いがします。おいしすぎて、あっという間になくなってしまいました。
店舗情報
店名:座・麻婆唐府
住所:東京都新宿区高田馬場4−11−10
電話番号:03ー5338ー8383
まとめ
李厨:自分の好みで、具材と辛さをカスタマイズすることが可能です!
座・麻婆唐府:唐辛子が苦手な方でも、中華を楽しめるお店です!
石庫門:定食でも、中華を楽しめるお店です!
執筆者:洪 一鳴